投稿日: Nov 16, 2023

Amazon FSx for OpenZFS では、ファイルシステムのアクティビティの可視性を向上させる追加のパフォーマンスメトリクスと、パフォーマンスのインサイトとレコメンデーションを表示する拡張モニタリングダッシュボードが提供されるようになりました。この新しい Amazon CloudWatch メトリクスとダッシュボードを使用すると、ファイルシステムを適切なサイズに調整し、パフォーマンスとコストを最適化できます。

Amazon FSx for OpenZFS は、人気の高い OpenZFS ファイルシステムを使用したコスト効率の高いフルマネージド型共有ファイルストレージを提供しています。FSx for OpenZFS は、1 ミリ秒未満のレイテンシーと最大 10 GB / 秒のスループットを実現し、スナップショット、データクローニング、圧縮などの ZFS を活用した豊富なデータ管理機能も備えています。以前は、パフォーマンスメトリックを使用してファイルシステムのスループットとIOPS をモニタリングできました。今回、ファイルサーバーの CPU、メモリ使用量、ストレージディスクのスループット、ストレージディスク IOPS など追加のパフォーマンスメトリクスを使用して、さらに幅広いワークロードでパフォーマンスとコストを最適化できるようになりました。これらのワークロードには、Oracle データベースなどの読み取り / 書き込み集中型のワークロードや、定期的なレポートジョブなど変動的なパフォーマンスニーズを持つワークロードなどがあります。拡張モニタリングダッシュボードは、実用的なパフォーマンス推奨事項を提供します。例えば、ワークロードがディスク I/O に制限されている場合は、数回クリックするだけでファイルシステムのディスク I/O パフォーマンスを向上させることができます。

追加のパフォーマンスメトリクスと更新されたモニタリングダッシュボードは、Amazon FSx for OpenZFS が利用可能なすべての AWS リージョンで、すべての新しいファイルシステムと既存のファイルシステムに対して追加料金なしで利用できます。

詳細については、Amazon FSx for OpenZFS のユーザーガイドの Amazon CloudWatch によるモニタリングメトリクスをご覧ください。