投稿日: Nov 16, 2023
2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) マルチ AZ 配置 が、Amazon RDS Proxy 使用時の通常 1 秒未満のダウンタイムでのマイナーバージョンアップグレードとシステムメンテナンス更新のサポートを開始しました。 この機能により、PostgreSQL と MySQL の最新のマイナーバージョンからの最新のパフォーマンス改善、バグ修正、新しいセキュリティ修正プログラムやパッチを、アプリケーションの中断を最小限に抑えながら利用することができます。
現在 Amazon RDS for PostgreSQL や MySQL のデータベースのマイナーバージョンアップグレードやシステムメンテナンス更新には数分かかることがあり、計画的なダウンタイムが必要になることがあります。本日より、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ 配置を使用して、マイナーバージョンアップグレードとシステムメンテナンスのダウンタイムを 35 秒以下に短縮できるようになりました。また、Amazon RDS Proxy を組み込むとダウンタイムをさらに 1 秒未満に短縮できます。数回クリックするだけで、マネージド型のサーバーレス Amazon RDS Proxy を、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた RDS マルチ AZ 配置に追加できます。Amazon RDS Proxy に加えて、オープンソースの AWS Advanced JDBC Driver も使用できます。
Amazon RDS Proxy は、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた RDS マルチ AZ 配置で使用可能な Amazon RDS for PostgreSQL および MySQL のすべてのバージョンでサポートされています。サポートされているエンジンのバージョンと利用可能なリージョンの一覧については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。
2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたフルマネージド Amazon RDS マルチ AZ データベースの作成やアップグレードは、Amazon RDS マネジメントコンソールから行えます。詳細については、Amazon RDS Proxy、AWS Advanced JDBC Driver、RDS ユーザーガイドの AWS データベースブログをご覧ください。