投稿日: Nov 17, 2023
Amazon Data Lifecycle Manager を使用して、SAP HANA データベースのアプリケーション整合性のある EBS スナップショットの作成と保持を自動化できるようになりました。AWS Backint Agent for SAP HANA を使用してデータをバックアップすることに加えて、SAP HANA データベースをストレージスナップショットとしてバックアップできるようになりました。このスナップショットは、ディザスタリカバリのために別の AWS リージョンやアカウントに簡単かつ迅速にコピーできます。
Amazon Data Lifecycle Manager では、スナップショットを作成する前後に EC2 インスタンスでカスタムスクリプトを実行する自動化ソリューションを提供しています。この機能を SAP HANA の AWS Systems Manager ドキュメントと共に使用して、SAP HANA のアプリケーション整合性のある EBS スナップショットを作成できます。また、最新のスナップショットセットで Fast Snapshot Restore を有効にするようにポリシーを設定することもできます。これにより、EBS ボリュームのハイドレーションにかかる時間が短縮され、SAP HANA データベースのリカバリが速くなります。
この機能は、AWS Systems Manager for SAP が提供されているすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。Data Lifecycle Manager ポリシーの作成と管理に費用はかかりません。作成した EBS スナップショットと、Fast Snapshot Restore を有効にしていることに伴うストレージコストが発生します。
この機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS CloudFormation、AWS SDK、AWS Tools for Powershell、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) からご利用いただけます。詳細については、ドキュメントを参照してください。