投稿日: Nov 27, 2023

本日 AWS AppFabric は、複数アプリケーションのコンテキストを使用してインサイトとアクションを生成することで Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーションにおけるエンドユーザーの生産性を再構築する新機能、AWS AppFabric for productivity を発表しました。AWS AppFabric は、複数の SaaS アプリケーションを接続してセキュリティを強化し、生産性を向上させるサービスで、 リリース以降、IT プロフェッショナルはこの AppFabric を使って 19 種類の SaaS アプリケーションのアプリケーションログを自動的に正規化し、アプリケーションスタック全体の SaaS オブザーバビリティを向上させてきました。 

AppFabric の最新機能はプレビューで提供されており、他のアプリケーションのコンテキストに基づいて生成系 AI 主導型インサイトを提供。これがアプリケーション開発者のアプリケーション体験を充実させるうえで役に立ちます。開発者は、AWS AppFabric の生産性向上機能をアプリケーションの UI または生成系 AI アシスタントに直接組み込みながら、エンドユーザーに対して一貫したエクスペリエンスを提供し、他のアプリケーションの関連コンテキストを表示します。このようにコンテキストが強化されたことで、エンドユーザーエクスペリエンスをさらにパーソナライズでき、これが導入率とロイヤルティの向上につながります。また、ユーザーには、作業を中断せずに必要なインサイトを利用できるというメリットがもたらされます。例えば、こうした API では、実用的なインサイトの表示、会議準備メモの生成、メールの下書き、タスク作成、会議のスケジュールが、ユーザーのアプリケーション全体のコンテキストとコンテンツに基づいて積極的に実施されます。現在、AWS AppFabric productivity は、Asana、Atlassian Jira スイート、Miro、Slack、Smartsheet、Microsoft 365、Google Workspace のデータを統合しています。Asana、Miro、Smartsheet などのアプリケーションは、AppFabric for productivity を採用することで、ユーザーが仕事の優先順位を付けて、タスクを迅速に完了できるようにします。 

現在、AWS AppFabric の生産性向上機能は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンでプレビュー版を利用できます。 

使用を開始するには、AppFabric ウェブページをご覧ください。