投稿日: Nov 8, 2023
本日より、AWS Audit Manager のお客様は、事前に構築された標準フレームワークにアクセスして、Amazon Bedrock での生成系 AI の実装が AWS の推奨するベストプラクティスに照らしてどのように機能しているかを視覚により確認できるようになりました。このフレームワークにより、Amazon Bedrock のお客様は、生成系 AI の使用状況の監査と証拠収集の自動化を開始できるようになりました。これにより、AI モデルの使用状況と権限の追跡、機密データのフラグ付け、問題発生時のアラート生成に対する一貫したアプローチが可能になります。
Amazon Bedrock のお客様は、AWS Audit Manager フレームワークライブラリの「generative AI best practices framework v1」(生成系 AI ベストプラクティスフレームワーク v1) にアクセスできます。これにより、ガバナンスと監視、データセキュリティとプライバシー、インシデント管理、事業継続計画などの分野における生成系 AI のベストプラクティスに焦点を当てた 110 の新しいコントロールの中から特定して選択できます。このフレームワーク内に記述されているコントロールは既に Amazon Bedrock のデータソースにマッピングされているので、自動評価の構築を開始するには、お客様が評価したい特定のコントロールを選択するだけで済みます。例えば、モデルにデータを入力する前に既知のバイアスを軽減したいお客様は、「Pre-processing Techniques」(前処理技術) コントロールを使用して、データの拡張、再重み付け、または再サンプリングの文書化を含む検証基準の証拠を要求できます。
AI、コンプライアンス、セキュリティ保証に関する AWS の専門家が、AWS パートナーであるグローバルな監査保証会社 Deloitte による追加審査を経て、このフレームワークを開発しました。このフレームワークは、Amazon Bedrock が利用可能なすべての AWS リージョンにある AWS Audit Manager フレームワークライブラリで現在ご利用いただけます。詳細については、AWS Audit Manager のユーザードキュメントをご覧ください。