投稿日: Nov 14, 2023
本日、AWS Clean Rooms の新機能が発表されました。この新機能は、コラボレーションにおけるクエリ計算コストを負担するコラボレーションメンバーを柔軟に選択できるようにするものです。これにより、コラボレーションの作成者は、クエリを実行するメンバーとクエリの計算コストの請求を受け取るメンバーを切り離して、支払い責任を設定できるようになりました。例えば、メディアパブリッシャーは、コラボレーションにおいて広告主がコラボレーションのクエリ実行者であっても、コラボレーションのクエリ計算コストを負担する場合があります。コラボレーションの作成者は、コラボレーションの作成時にクエリを実行するメンバーを設定します。支払い設定により、コストを誰がクエリを実行したかに基づく請求に拘束されなくなります。クエリの計算コストを支払うメンバーを含むすべてのメンバーは、コラボレーションに参加する前に設定を確認することができます。
AWS Clean Rooms は、企業とそのパートナーが、互いの基礎データを共有したりコピーしたりせずに、データセットの集合体をより簡単に分析し、コラボレーションできるように支援します。企業は、独自のソリューションを構築、管理、維持したり、AWS 環境の外部にデータを移動したりすることなく、独自のクリーンルームをデプロイできます。
AWS Clean Rooms は、これらの AWS リージョンで一般提供されています。詳細については、AWS Clean Rooms をご覧ください。