投稿日: Nov 7, 2023
このたび、Amazon Aurora MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合の一般提供を開始しました。これにより、Amazon Redshift を使用してほぼリアルタイムで分析と機械学習 (ML) を行うことが可能となり、MySQL 対応版 Amazon Aurora からペタバイト規模のトランザクションデータを分析できるようになりました。 トランザクションデータが Aurora に書き込まれてから数秒以内に、そのデータを Amazon Redshift で利用することができます。抽出、変換、ロード (ETL) 操作を実行するための複雑なデータパイプラインを構築して管理する必要はありません。Amazon Aurora MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合は、現在、Amazon Aurora Serverless v2 と Provisioned、Amazon Redshift Serverless と RA3 のインスタンスタイプでご利用いただけます。
ゼロ ETL 統合によって、数多くのアプリケーションから包括的なインサイトを入手したり、組織内のデータサイロを解消したりできるようになるため、Amazon Redshift ウェアハウス内にある 1 つまたは複数の Aurora データベースクラスターのデータを簡単に分析できるようになります。高パフォーマンスの SQL、組み込みの機械学習と Spark の統合、マテリアライズドビュー、データ共有、複数のデータストアとデータレイクへの直接アクセスなど、Amazon Redshift の豊富な分析機能を使用してデータ分析を強化できます。
Amazon Aurora MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合は、現在、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム) の各リージョンにおいて、Aurora MySQL 3.05 (MySQL 8.0.32 に対応) 以降でご利用いただけます。
ゼロ ETL 統合とその開始方法については、「Amazon Aurora MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合」、および Aurora と Amazon Redshift の利用開始ガイドをご覧ください。