投稿日: Nov 22, 2023
運用と分析のユースケース両方についてお客様がアセットメタデータとテレメトリデータにアクセスできるようにするデータ取り出しクエリ API (ExecuteQuery) のリリースを発表いたします。新しい ExecuteQuery API を使用すると、お客様は 1 つの API リクエストで SQL のようなクエリステートメントを使用して、アセットモデル、アセット、測定、メトリクス、変換、および集計からメタデータと時系列データを取得できます。
ExecuteQuery API を使用すると、デベロッパーはデータインジェストから数分以内に複数のセンサーからデータを取り出す必要がある産業用アプリケーションを作成できます。これにより、AWS IoT SiteWise で自動生成されたアセット、アセットモデル、およびプロパティの一意の識別子を学習またはマッピングする必要がなくなります。例えば、お客様は「.. asset_name LIKE ‘Boiler_A%’ AND double_value > 100.5」などの簡単なクエリ句を使用して、ボイラーの温度値を効率的にクエリできます。お客様は ExecuteQuery を使用して、運用分析および過去の時系列分析用の AWS IoT SiteWise データの効率的な利用を構築し、より多くの情報に基づいたビジネス上の意思決定を促進できます。ExecuteQuery API は AWS IoT SiteWise コンソール検索にも利用できるため、お客様はメタデータおよびリアルタイムプロパティ値フィルターに基づいてアセットを簡単に見つけることができるようになりました。
この機能は、AWS IoT SiteWise および AWS IoT TwinMaker の両方が利用可能なすべてのリージョンでご利用いただけます。ただし、AWS GovCloud (米国西部) は除きます。
AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、分析を簡単にし、データに基づいた意思決定を行えるようにするマネージド型サービスです。詳細については、デベロッパーガイドをご覧ください。