投稿日: Nov 13, 2023
AWS Lambda のランタイム管理制御機能が、アジアパシフィック (ハイデラバード)、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (スペイン)、欧州 (チューリッヒ)、イスラエル (テルアビブ)、中東 (アラブ首長国連邦) の各リージョンで利用可能になりました。ランタイムの自動更新がもたらす運用上のシンプルさは、Lambda の最も人気のある機能の 1 つです。本番環境のクリティカルなワークロードを実行している場合、ランタイム管理制御機能により、ランタイムの更新を各関数に適用する際の可視性と制御性が向上します。
それぞれのランタイムに対して、Lambda ではマネージド型の実行環境 (基盤となる Amazon Linux OS、プログラミング言語のランタイム、AWS SDK など) を提供しています。Lambda によって、すべてのコンポーネントにパッチとセキュリティ更新が適用されます。ランタイムのこのような更新により、パッチの適用作業は Lambda に委ねられます。今回のリリースにより、Lambda が提供するマネージド型のランタイムに対する更新内容は個別のランタイムバージョンとして確認できるようになります。また、自動更新かお客様主導の関数更新による同期かを問わず、Lambda が関数を新しいランタイムバージョンに更新する際の制御性が向上します。非常にまれではあるものの、ランタイムと既存の関数の間に予期しない非互換性が発生した場合、以前のランタイムバージョンにロールバックすることもできます。
ランタイム管理制御機能の詳細については、製品ドキュメントやリリースブログの記事を参照してください。使用を開始するには、AWS Lambda コンソールにサインインしてください。