投稿日: Nov 13, 2023
本日、AWS は AWS Chatbot でカスタマイズ可能なアクションが一般公開されたことを発表しました。アクションは、Microsoft Teams および Slack のチャンネルで AWS サービスイベント通知に設定可能なボタンとして表示されます。AWS のお客様は、サービスイベント通知にアクションを表示して頻繁に使用する DevOps ランブックプロセスとインシデントレスポンスタスクを実行可能にすることで、診断と解決のサイクルタイムを短縮できます。
今回のリリースにより、AWS のお客様は、推奨アクションボタンおよびお客様が定義したアクションボタンを使用して、一般的な DevOps タスクをすばやく実行できるようになりました。推奨アクションは、AWS リソースの状態と通知タイプに基づいて通知に自動的に表示されます。AWS Chatbot 向けに事前設定された推奨アクションを使用すると、お客様は EC2 インスタンスの終了について通知を受信したときに EC2 インスタンスを再起動したり、停止した CodeBuild を再開したりできます。また、通知にカスタムアクションボタンを定義することもできます。メンバーが、カスタムアクションボタンの名前と実行するアクションを指定します。カスタムアクションのターゲットには、CLI コマンド、Lambda 関数、または Systems Manager 自動化ドキュメントを設定できます。メンバーが通知に表示されたアクションボタンを選択すると、設定済みの IAM 権限に基づいて AWS Chatbot が設定されたアクションを実行します。
Microsoft Teams と Slack 用の AWS Chatbot のアプリケーションをインストールして、チャットチャンネルでアクションを使用開始できます。アクションは追加費用なしで設定して使用できます。この機能は、AWS Chatbot サービスが提供されているすべてのパブリック AWS リージョンでご利用いただけます。AWS Chatbot のカスタムアクションの詳細については、AWS Chatbot のドキュメントまたは AWS Chatbot の製品ページを参照してください。