投稿日: Nov 9, 2023

NICE DCV バージョン 2023.1 には、グラフィックスパイプラインを最適化して CPU 使用率を全体的に削減する新しい Windows ディスプレイドライバーなどの新機能と拡張機能が導入されています。NICE DCV は、ハイパフォーマンスなリモートディスプレイプロトコルで、リモートデスクトップまたはアプリケーションのセッション (ハイパフォーマンス GPU を搭載したサーバーでホストされる 3D グラフィックスアプリケーションなど) にお客様が安全にアクセスできるように設計されています。

NICE DCV バージョン 2023.1 には、次の機能および改善点があります。

  • リモートの Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザで実行されているウェブアプリケーションからの、セッション中の WebAuthN リクエストのリダイレクトをサポートします。リダイレクトされたリクエストはクライアントに送られ、YubiKey や Windows Hello などの FIDO2 準拠の認証プログラムがユーザー ID を検証できます。
  • Windows ホスト用の新しい間接ディスプレイドライバー (IDD) がグラフィックスパイプラインを最適化し、プロトコルによる全体的な CPU の使用率を大幅に削減します。改良されたこのグラフィックスパイプラインは、より高いフレームレート向けに最適化されています。
  • Windows パフォーマンスカウンターを使用して、フレームレート、ネットワーク帯域幅、CPU 使用率などのさまざまな DCV プロトコルメトリクスを追跡できるようになりました。これにより、ユーザーはネットワークと DCV プロトコルのパフォーマンスを把握しやすくなります。これらのカウンターを通じて、サードパーティの監視ソリューションを DCV と統合できます。

詳細については、NICE DCV 2023.1 リリースノートをご覧ください。また、DCV のご利用を開始するには、NICE DCV のウェブページをご覧ください。