投稿日: Nov 17, 2023
Amazon QuickSight は、カスタムタイムゾーン機能の提供を開始します。この機能は、さまざまな地理的地域にまたがるデータを扱うお客様のエクスペリエンスを向上させることを目的としており、QuickSight の作成者は UTC の制約を受けずに、任意にカスタマイズされたタイムゾーンでデータを柔軟に解釈および操作できるようになります。この機能が導入される前は、QuickSight はタイムゾーンを認識していませんでした。お客様は、さまざまなソースの個々のデータフィールドに対して、オフセット計算フィールドを使用してタイムゾーンの変換を明示的に定義する必要がありました。カスタムタイムゾーンの標準サポートの導入により、ダッシュボードの作成者はワンクリックで目的のタイムゾーンを簡単に選択できるようになりました。QuickSight は、クエリの実行中に、時間に対応するすべての視覚的要素、集計方法、計算フィールド、フィルター、パラメータなどを、選択したタイムゾーンにタイムリーかつシームレスに変換します。さらに、夏時間の調整も自動的に適用されるため、過去の日付を不正確に処理してしまう可能性のある回避策は不要になります。詳細については、こちらをご覧ください。
新しいカスタムタイムゾーン機能は、QuickSight が提供されているすべてのリージョンにおいて、Amazon QuickSight の Standard Edition と Enterprise Edition の両方でご利用いただけます。対応リージョンは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (フランクフルト、ストックホルム、パリ、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、AWS GovCloud (米国西部) です。