投稿日: Dec 6, 2023

Amazon Route 53 Application Recovery Controller (Route 53 ARC) のゾーンシフトが AWS GovCloud (米国東部および米国西部) リージョンで一般提供開始されました。AWS GovCloud (米国) リージョンで事業を展開している AWS のお客様と AWS パートナーは、アベイラビリティーゾーン (AZ) で起きた問題から迅速に復旧するのに役立つ Route 53 ARC の機能であるゾーンシフトを使用できるようになりました。 

ゾーンシフトを使用すると、Application Load Balancer または Network Load Balancer のアプリケーショントラフィックを特定の AZ から移動できます。これは、問題のある AZ 内のアプリケーションを迅速に復旧し、停電、ハードウェア障害またはソフトウェア障害などのイベントによるアプリケーションへの影響が及ぶ期間を短くしたり、深刻度を低減したりするのに役立ちます。AWS マネジメントコンソールでは、Route 53 ARC コンソールでゾーンシフトを開始することも、Amazon EC2 コンソールで個々のロードバランサーリソースから直接開始することもできます。また、Route 53 ARC API を使用してゾーンシフトをプログラムで開始し、アプリケーショントラフィックを AZ の外に移動することもできます。AZ が復旧したら、ゾーンシフトをキャンセルしてトラフィックを AZ に戻すことができます。ゾーンシフトは、クロスゾーン負荷分散を無効にした Application Load Balancer と Network Load Balancer で使用できます。

すべての AWS リージョンにおける Amazon Route 53 Application Recovery Controller の最新の提供状況については、AWS リージョン別のサービス表を参照してください。使用開始するには、ホームページにアクセスするか、ドキュメントをお読みください。