投稿日: Dec 22, 2023
本日より、Amazon CloudWatch アラームは AWS Lambda 関数をアラーム状態変更アクションとしてサポートします。CloudWatch アラームが OK、ALARM、または INSUFFICIENT_DATA 状態に変化したときに、Lambda 関数を直接呼び出すことを選択できるようになりました。これにより、アラーム状態の変化に対するカスタムアクションを簡単に自動化できます。
お客様は CloudWatch アラームを使用して、潜在的な問題や異常なリソースを検出したときに、予防的な自動修復アクションを実行できます。アラームの状態が変化したときに、AWS EC2 アクションの実行や AWS Systems Manager でのコマンドの実行など、いくつかのアクションから選択することができます。また、お客様は AWS Lambda を使用して詳細な自動対応を実装しています。しかし、このような Lambda 関数を呼び出すには、アプリケーション間のメッセージングやイベントトリガーに頼る必要がありました。今後は、アラームの状態が変化したときに CloudWatch から Lambda 関数を直接呼び出すことができるようになります。これにより、自動修復対応のアーキテクチャが簡素化されます。
Amazon CloudWatch アラームでの AWS Lambda アクションのサポートが、AWS GovCloud (米国) リージョン、Sinnet が運営する Amazon Web Services 中国 (北京) リージョン、NWCD が運営する Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンを含むすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。
作成するアラームには標準の Cloudwatch 料金が適用されます。Amazon CloudWatch 料金表ページを参照してください。この機能の詳細については、Amazon CloudWatch ドキュメントページをご覧ください。アラーム状態が変化したときに Lambda アクションを呼び出すには、Amazon CloudWatch マネジメントコンソールまたは CloudWatch コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用してアラームを作成または更新し、OK、ALARM、または INSUFFICENT_DATA の状態が変化したときに呼び出す Lambda 関数を指定します。