投稿日: Dec 18, 2023
Amazon CloudWatch Container Insights は、同一 AWS リージョン内の複数の AWS アカウントにまたがるアプリケーションのモニタリングとトラブルシューティングに役立つ、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) のクロスアカウントオブザーバビリティ機能をリリースしました。コンテナ制御を管理する中央運用チームは、組織全体のコンテナの状態とパフォーマンスを統合ビューから監視および分析し、アプリケーション全体の正常な状態を維持して、最高のビジネス成果を達成できるようになります。
Container Insights for EKS でクロスアカウントオブザーバビリティを使用すると、トラブルシューティング時にアカウントを切り替える必要がないため、時間と労力を節約できます。クロスアカウントオブザーバビリティにより、使用率の高いコンテナをアカウント ID またはアカウントラベルでフィルタリングし、リソースを適正サイズ化する必要があるチームを特定できるようになりました。クロスアカウントオブザーバビリティにより、リソースを所有しているアカウントに関係なくコンテナのアラームを掘り下げ、アカウントの境界なしに根本原因を特定できるため、解決までの平均時間を短縮できます。
CloudWatch のクロスアカウントオブザーバビリティを有効にすると、すぐに Container Insights for EKS と連携します。セットアップが完了したら、モニタリングアカウントを使用して、Container Insights for EKS で組織全体のコンテナオブザーバビリティにアクセスできます。
Container Insights for EKS のクロスアカウントオブザーバビリティは、現在、AWS 中国 (Sinnet が運営する北京リージョン)、AWS 中国 (NWCD が運営する寧夏リージョン) を含むすべてのパブリック AWS リージョンでご利用いただけます。Container Insights のクロスアカウントオブザーバビリティに追加料金はかかりません。詳細については、Amazon CloudWatch の料金表ページをご覧ください。クロスアカウントオブザーバビリティについて詳しくは、Container Insights のドキュメントをご覧ください。
2023/12/19: GovCloud リージョンではクロスアカウントオブザーバビリティがまだ利用できないため、GovCloud に関する記述は投稿から削除されました。