投稿日: Dec 4, 2023

Amazon FinSpace with Managed kdb Insights をご利用のお客様は汎用 (GP: General Purpose) タイプの kdb クラスターを作成できるようになりました。これは、単一の kdb プロセス内からアクセス可能な、より広範な kdb 関数セットとデータストレージ構成のサポートを特徴としています。これにより、より幅広いカスタマーアプリケーションとプロセスを Managed kdb Insights 上で直接実行できるようになります。

汎用クラスターによって、FinSpace 上で実行される kdb コードに新しい機能が提供されます。また、ほとんどの kdb システムコマンドがサポートされています。また、コード上で、共通の .z 名前空間のメッセージハンドラーをカスタムロジックで上書きすることもできます。これらの機能を必要とするカスタマーアプリケーションを Amazon FinSpace で実行できるようになりました。汎用クラスターを使用すると、単一の kdb プロセスで、Managed kdb Insights データベースからのデータの読み取りとローカルストレージへのデータの書き込みの両方を行うことができます。これにより、アドホック分析をサポートするために履歴データから一時的に派生させたデータセットを作成するなど、一般的な顧客アクティビティに対応できるようになります。

GP クラスターは、Amazon FinSpace with Managed kdb Insights が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

GP クラスターの詳細については、ドキュメントをご覧ください。Amazon FinSpace with Managed kdb Insights の詳細については、製品ページをご覧ください。