投稿日: Dec 20, 2023

Amazon Web Services (AWS) は、米国西部 (アラスカ) リージョンで AWS Ground Station の一般提供を開始したことを発表しました。これは AWS グローバルネットワークに接続された 12 番目の AWS Ground Station アンテナロケーションとなります。アラスカまでグローバルなリーチを広げたことで、衛星の運用者は衛星に接続し、宇宙のワークロードをさらに処理できるようになります。政府、企業、大学は、よりタイムリーな衛星データを活用して、データ主導の意思決定を行うことができるという利点を得ることになります。

AWS Ground Station は、人工衛星通信の制御や人工衛星データの処理、さらに人工衛星の運用のスケールを可能にするフルマネージドサービスです。AWS Ground Station により、お客様のお支払いは、ご使用になったアンテナ時間に対してのみの金額になります。リージョン間のデータ配信は料金に含まれており、お客様は Amazon の任意のアンテナから衛星データを受信して Amazon Elastic Cloud Compute (Amazon EC2) に送信してリアルタイム処理を行うことも、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) に直接データを保存することもできます。

お客様は、北米 (ハワイ、オハイオ、オレゴン、アラスカ)、中東 (バーレーン)、欧州 (アイルランド、ストックホルム)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、ダボ)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (プンタアレナス) の各地域の AWS Ground Station アンテナを使用して衛星コマンドを送信し、データを受信できます。お客様は AWS Ground Station コンソールを使用して連絡先を設定し、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、中東 (バーレーン)、欧州 (ストックホルム、アイルランド、フランクフルト)、アジアパシフィック (ダボ、ソウル、シンガポール)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (サンパウロ) の AWS リージョンにデータを配信します。 

AWS Ground Station の詳細については、こちらをご覧ください。AWS Ground Station の利用を開始するには、こちらで AWS マネジメントコンソールにアクセスしてください。