投稿日: Dec 20, 2023
AWS Marketplace は、Catalog API ユーザー向けに BatchDescribeEntities API をリリースしました。今回のリリースにより、ISV、チャネルパートナー、アグリゲータなどのプライベートマーケットプレイスの管理者と出品者は、複数エンティティの詳細情報を一度に取得できるようになります。それにより、Catalog API を基盤として構築されたアプリケーションの統合が容易になり、レイテンシーが低減し、パフォーマンスが向上します。
これまで、エンティティ (製品、オファー、再販承認、エクスペリエンスなど) を一覧表示するページを読み込んだり、複数エンティティの詳細を取得したりするには、出品者やプライベートマーケットプレイスの管理者は、ListEntities API をクエリし、探しているエンティティのエンティティ ID を見つけ、各エンティティ ID で DescribeEntity API をクエリして各エンティティの詳細を取得する必要がありました。この多段階のプロセスにより、Catalog API を基盤として構築されたアプリケーションでは効率が低下し、レイテンシーが増加していました。今回のリリースにより、出品者は BatchDescribeEntities API をクエリして 1 回の呼び出しで複数エンティティ (最大 20 個) の詳細を取得できるようになるため、DescribeEntity API の呼び出し回数を削減できます。これにより、統合が容易になり、レイテンシーが低減し、パフォーマンスが向上します。
BatchDescribeEntities API の詳細については、こちらを参照してください。