投稿日: Dec 29, 2023

本日より、EC2 ハイバネーション機能がアジアパシフィック (メルボルン)、アジアパシフィック (ハイデラバード)、欧州 (チューリッヒ)、欧州 (スペイン) の AWS リージョンで利用できるようになりました。ハイバネーションは Amazon EC2 の機能で、実行中のインスタンスを大規模に一時停止したり再開したりできるため、コストを削減し、起動時間を短縮できます。インスタンスが停止している間、コンピューティング時間の請求は発生せず、ストレージボリュームのみが課金され、アプリケーションは中断したところから再開されます。 

休止の際、インスタンスの EBS ルートボリュームおよびその他のアタッチされた EBS データボリュームはディスクに保存されます。メモリ (RAM) からのデータも保存されます。休止状態のインスタンスが再開されると、EBS ルートボリュームは、RAM の状態および以前にアタッチされていたデータボリュームと共に、以前の状態から復元されます。

さまざまなインスタンスタイプでハイバネーション機能を設定可能で、新しいタイプも定期的にサポートされます。このハイバネーション機能は、商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。インスタンスファミリーの利用について、リージョンによって異なります。 

ハイバネーション機能は、AWS CloudFormation、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS Tools for PowerShell、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使って利用できます。詳細については、休止機能に関するニュースブログをご覧ください。EC2 インスタンスのハイバネーションの有効化については、ハイバネーションに関するよくある質問およびユーザーガイドをご覧ください。