投稿日: Dec 13, 2023
EC2 Image Builder では、クラウド環境の要件に合わせて、イメージパイプラインのプロセス (ビルドフェーズやテストフェーズなど) を変更できるようになりました。お客様は、イメージパイプラインの自動化の範囲外で、ビルド後のユーザビリティテスト、外部脆弱性スキャン、配布前のセキュリティ承認などの特注のタスクを実行する必要がなくなりました。今回のリリースにより、Image Builder でイメージ作成プロセスをカスタマイズできるようになり、お客様は自動化を強化し、Image Builder 内で運営コストを直接削減できるようになります。この機能は、コンソール、CLI、API、CloudFormation、および CDK 経由で Amazon マシンイメージ (AMI) とコンテナイメージでご利用いただけます。
イメージワークフローを使用すると、Image Builder で新しいプロセスを追加したり、ステップを除外したり、イメージ作成設定のデフォルトのプロセスを置き換えたりすることができます。カスタマイズが完了すると、保存されたイメージワークフローは、Image Builder のイメージ作成設定で使用できる新しいリソースになります。カスタマイズしたイメージワークフローは、外部シグナルに基づいてビルドを停止する、イメージ作成の一環としてカスタムスクリプトを実行する、タイムアウトを延長して承認を得るためにビルドを一時停止するなどのユースケースに使用できます。また、イメージワークフローは、イメージワークフローの詳細なログを Image Builder アカウントに生成します。
イメージワークフローは、AWS GovCloud (米国) リージョンと AWS 中国リージョン (北京、Sinnet が運営)、中国 (寧夏、NWCD が運営) を含むすべての AWS リージョンで利用できます。
イメージワークフローの情報については、機能に関するドキュメントをご覧ください。EC2 Image Builder の詳細については、ドキュメントをご覧ください。また、公開ロードマップを通じて、今後の Image Builder 機能に関するフィードバックをお送りください。