投稿日: Dec 5, 2023
AWS Elemental MediaLive を使用して、ライブ動画にカスタムの色空間変換を適用できるようになりました。
MediaLive には自動の色空間変換が組み込まれていますが、ユーザーが色空間の入力と出力のペアを指定するために用意した 3D LUT (ルックアップテーブル) を使用して、独自のカスタムトーンマッピングを使用できるようになりました。これにより、HDR (ハイダイナミックレンジ) 色空間どうしの変換を制御したり、HDR ソースのより広い色空間域を SDR (標準ダイナミックレンジ) 出力にマッピングするときに、3D LUT を使用して制御したりできます。この機能を利用する方法の詳細については、MediaLive のドキュメントを参照してください。MediaLive のカスタム色空間変換は追加料金なしで利用できます。
AWS Elemental MediaLive は、ブロードキャストグレードのライブ動画処理サービスです。テレビ放送やインターネット接続のマルチスクリーンデバイス (インターネット接続対応の TV、タブレット、スマートフォン、セットトップボックス) での配信用に、高品質なライブビデオストリームを作成できます。
MediaLive サービスは単独でも、AWS メディアサービスの一部としても利用できます。AWS メディアサービスとは、クラウドベースのワークフローの基盤となるサービスファミリーです。動画の転送、作成、パッケージ化、収益化、配信に欠かせない機能を提供しています。AWS Elemental MediaLive が利用できる AWS リージョンの詳しいリストについては、AWS リージョン表でご確認いただけます。