投稿日: Jan 22, 2024
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) が、ECS Service Connect と呼ばれるネットワーク機能で、サービス間通信のタイムアウト設定をサポートするようになりました。この機能により、Service Connect で実行中の Amazon ECS サービスにカスタムタイムアウトを設定して、実行時間の長いリクエストを処理するアプリケーションをサポートできるようになります。Amazon ECS は、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを容易にするフルマネージドのコンテナオーケストレーションサービスです。お客様は ECS Service Connect 機能を使用することで、Amazon ECS で実行中のサービスの検出、接続、トラフィック観測を簡単に設定できます。また、ネットワークインフラストラクチャではなく、アプリケーションコードに集中できるため、アプリケーションをより迅速に構築できます。
以前は、ECS Service Connect でサービス間通信を実行するワークロードのデフォルトタイムアウトは 15 秒で、設定不可でした。そのため、実行時間の長いリクエストを処理するアプリケーションには適していませんでした。このリリースでは、ECS Service Connect で実行されているアプリケーションの TCP/HTTP/HTTP2/GRPC リクエストに最適なカスタムタイムアウトを設定できます。