投稿日: Jan 16, 2024
本日、AWS は、企業がサプライヤーネットワークから環境、社会、ガバナンス (ESG) に関する文書やデータセットをより安全かつ効率的に入手するためのモジュールである AWS Supply Chain Sustainability の一般提供を発表しました。このモジュールを使用すると、お客様はサプライチェーンのどの段階においても、製品のライフサイクルアセスメント、製品の安全性に関する証明書、使用された有害物質に関するレポートなどの情報を要求、収集、およびエクスポートできます。また、お客様は、独自のデータ収集フォームをアップロードして、持続可能性に関する問題について記入してもらったり、標準ワークフローのプロセスを利用してデータの要求に回答するようサプライヤーに通知したり、サプライヤーからの回答に基づいて必要な変更について伝えたりすることもできます。
二酸化炭素排出量や有害物に関する開示情報などのコンプライアンス情報を大規模に管理することは困難であり、これまでは正式な追跡や監査の仕組みがなく、E メール、ファックス、メッセージングアプリケーションで行われていました。その結果、多くの組織は、ますます厳しくなる規制要件を満たすのに苦労しています。AWS Supply Chain Sustainability は、お客様がサプライヤーから二酸化炭素排出量やその他のコンプライアンスデータを要求したり、それらのデータを収集および監査したりできる中央リポジトリを提供します。これらの機能によって、ESG 規制に関するコンプライアンス情報を単一の監査可能なデータ記録を使用して提供できます。
AWS Supply Chain Sustainability は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、およびアジアパシフィック (シドニー) の各リージョンで利用できます。
詳細と開始方法については、AWS Supply Chain をご覧ください。