投稿日: Feb 29, 2024

AWS Migration Hub Orchestrator では、カスタマイズしたワークフローを新しいテンプレートとして保存して、AWS での将来の移行やモダナイゼーションのプロジェクトに使用できるようになりました。定義済みの AWS マネージドテンプレートからワークフローを作成し、そのワークフローを独自のニーズに合わせてカスタマイズできます。今回のリリースでは、カスタマイズしたワークフローを新しいカスタムテンプレートとして保存できるので、ワークフローのカスタマイズを繰り返す必要がなくなって、今後のプロジェクトの簡素化や時間の節約につながります。

AWS Migration Hub Orchestrator は、AWS でのアプリケーションの移行とモダナイゼーションのプロジェクトのためのオーケストレーションツールです。現在、Orchestrator は Amazon ECS へのアプリケーションのリプラットフォーム、Amazon EC2 へのアプリケーションのリホスト、SAP および SQL Server ワークロードの移行、および仮想マシンイメージのインポートをサポートしています。事前定義されたワークフローテンプレートを使用して移行およびモダナイゼーションのプロジェクトをすばやく開始し、独自のニーズに基づいてワークフローのステップを追加または削除してカスタマイズし、それを将来のプロジェクト用の新しいテンプレートとして保存できます。さらに、Orchestrator では、カスタマイズされたテンプレートを作成、更新、削除できる 3 つの新しいパブリック API も追加されました。

AWS Migration Hub が利用可能なすべてのリージョンでこの新機能を使用できます。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。

この新機能は追加料金なしでご利用いただけます。使用した AWS リソースの料金のみをお支払いいただきます。詳細については、AWS Migration Hub Orchestrator のユーザーガイドおよび API リファレンスをご覧ください。