投稿日: Mar 13, 2024
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) では、ファイルシステムあたりのスループットが向上し、読み込みスループットが最大 20 GiB/秒、書き込みスループットが最大 5 GiB/秒になりました。
Amazon EFS はサーバーレスで柔軟性の高いファイルストレージを提供しています。そのストレージを使用すると、AWS クラウドでファイルワークロードの設定と実行を簡単に行えます。Elastic Throughput では、Amazon EFS がアプリケーションニーズに合わせてスループットパフォーマンスを自動的にスケールアップまたはスケールダウンします。使用した分の料金のみが発生します。今回のリリースにより、Elastic Throughput を使用する EFS ファイルシステムの最大スループットパフォーマンスは最大 2 倍に向上し、読み込みスループットは 20 GiB/秒 (以前は 10 GiB/秒)、書き込みスループットは 5 GiB/秒 (以前は 3 GiB/秒) になりました。このようにスループット制限が引き上げられたことにより、EFS のシンプルで、柔軟性が高く、プロビジョニング不要の環境を、機械学習、ゲノミクス、データ分析アプリケーションなど、高いスループットを必要とするワークロードにも拡張できるようになりました。
スループット制限の引き上げは、EFS ファイルシステムで Elastic Throughput モードを使用するとすぐに利用できます。対応リージョンは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州西部 (ダブリン)、アジアパシフィック (東京) です。詳細については、Amazon EFS のドキュメントを参照するか、Amazon EFS コンソール、API、AWS CLI を使用してファイルシステムを作成してください。