投稿日: Mar 8, 2024
本日、Amazon Simple Email Service (SES) は、SES v2 の送信 API を使用して E メールを送信する際に、カスタムヘッダーを設定できる新機能をリリースしました。お客様は、E メールに配信登録解除のヘッダーを追加してワンクリックでの登録解除を実装するなど、さまざまな目的でヘッダーを設定できるようになりました。カスタムヘッダーは SES v2 の送信 API を呼び出すときに設定され、未加工の E メールコンテンツは必要ありません。これにより、「X-」で始まる独自のヘッダーコンテンツを必要とするような、高度なユースケースを簡単にサポートできるようになります。
これまで、SES を使用して E メールを送信する場合、次の方法でのみ E メールヘッダーの内容を制御できました。SES SMTP インターフェイスを使用して送信する方法と、SES の未加工送信 API を使用して未加工の E メールコンテンツを送信する方法のどちらかです。これは複雑で、インターネットメールの形式に関する詳細な知識が必要でした。この新機能により、お客様は体系化された SES v2 の E メール送信 API (SendEmail と SendBulkEmail) を呼び出す際にカスタムヘッダーを追加できるようになりました。これにより、MIME に完全に準拠したメッセージコンテンツを作成しなくても、必要に応じてカスタムヘッダーを設定できます。SES を使用して E メールワークロードをこれまでよりも簡単に開発および統合できるようになりました。
SES v2 の送信 API におけるカスタムヘッダーのサポートは、SES が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。
詳細については、SendEmail や SendBulkEmail などの SES v2 の送信 API に関するドキュメントをご覧ください。