投稿日: Mar 14, 2024
AWS CloudFormation では、無効なリソースプロパティエラーについてお客様のスタック操作を事前に検証するデプロイエクスペリエンスが向上しました。お客様は、テンプレート内のスペルミスなどの問題が原因でスタック操作が失敗するというフィードバックを早期に得ることができます。今回のリリースにより、お客様は早期に失敗できるようになり、スタック操作を成功させるために必要な手順を最小限に抑えることができます。
AWS CloudFormation スタックを作成または更新すると、無効なリソースプロパティ値またはサポートされていないリソースプロパティ名が原因でスタックが失敗することがあります。たとえば、プロパティ名のスペルが間違っている S3 バケットをデプロイしようとしている、または S3 バケットリソースプロパティで SecurityGroups などの EC2 プロパティを使用しようとしている、などの場合です。これまで、お客様はプロビジョニング中のリソースにこのようなエラーが発生し、スタック操作が失敗するまで待機していました。お客様は、無効なリソースプロパティエラーが発生することなくすべてのリソースが正常にデプロイされるまで、このプロセスを繰り返していました。この新しいエクスペリエンスでは、CloudFormation は最初のリソースをデプロイする前にスタックの操作を検証し、エラーメッセージを事前に表示します。ユーザーはこの情報を、ステータスの理由としてエラーの詳細を含むリソースレベルのスタックイベントとして取得します。
この機能は AWS CloudFormation が提供されている AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。一般的な CloudFormation 操作エラーのトラブルシューティング方法については、ユーザーガイドをご覧ください。