投稿日: Apr 16, 2024

本日、Amazon Athena は横串検索パススルーを発表しました。これは、クエリ全体を基になるデータソースで直接実行できる新機能です。横串検索パススルーを使用すると、さまざまなデータソースの独自の機能、クエリ言語、パフォーマンス機能を活用できるため、Athena によるクエリの実行が速くなり、処理されるデータ量が減ります。

Athena では、Amazon Redshift、Amazon DynamoDB、Snowflake などのデータソースでフェデレーションクエリを実行して、サイロ化されていたデータをインタラクティブ分析、ビジネスインテリジェンスレポートなどのユースケースに活用できます。最初にデータを抽出して分析用に準備する ETL ジョブは必要ありません。本日のリリースにより、Athena クエリでフェデレーションデータソースのクエリ言語と関数を使用できるようになり、横串検索が強化されます。たとえば、PartiQL 言語を使用して DynamoDB で Athena クエリを実行できるようになりました。横串検索パススルーは、Athena では使用できないデータソースの関数を集約、結合、または呼び出す SELECT クエリを実行する場合にも役立ちます。

横串検索パススルーは、Athena が利用可能なすべての AWS リージョンで一般公開されています。

使用を開始するには、フェデレーションパススルークエリの実行を参照してください。現在使用しているコネクタを最新バージョンにアップグレードするには、データソースコネクタの更新を参照してください。