投稿日: Apr 23, 2024

Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) では、AWS GovCloud (米国) リージョンでの Amazon ECS サービスのローリングアップデートの自動保護手段を追加できるようになりました。Amazon CloudWatch アラームを使用することにより、Amazon ECS のローリングアップデート中に行われた変更を監視し、自動的に対処できます。これにより、失敗したデプロイの検出と修復をより簡単に自動化し、不適切な変更の影響を最小限に抑えることができます。

Amazon ECS のお客様はデプロイサーキットブレーカーを使用して、デプロイが安定状態に至るかどうかを示す兆候となる、タスクの起動やヘルスチェックの失敗を監視します。場合によっては、コンテナーが正常に実行を開始したとしても、デプロイによってリグレッションが発生し、インフラストラクチャの使用率 (CPU 使用率など) やパフォーマンスが低下する (応答の遅延など) ことがあります。このような問題を監視して修正するために、アプリケーションとの関連性が最も高いメトリクスを追跡する Amazon CloudWatch アラームを監視するように Amazon ECS を設定できるようになりました。デプロイ中にメトリクス違反が発生した場合、Amazon ECS はデプロイを停止し、以前の安定したバージョンにロールバックします。CloudWatch アラームを使用してデプロイを監視する場合、Amazon ECS は CloudWatch アラームの設定に基づいて、新しいサービスバージョンが定常状態に達してから一定期間、これらのアラームを監視します。

すべての AWS リージョンで「ECS」デプロイコントローラーを使用する新規および既存の Amazon ECS サービスについて、それらのローリングアップデートを監視するように Amazon CloudWatch アラームを設定できます。開始するには、こちらのブログの手順に従うか、ドキュメントをお読みください。