投稿日: Apr 30, 2024
Amazon EventBridge Pipes では、AWS PrivateLink を介したイベント配信がサポートされるようになりました。これにより、パブリックインターネットを経由せずに、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) にあるイベントソースから Pipes ターゲットにイベントを送信できるようになりました。本日のリリースにより、Pipes を使用して、プライベートサブネットにある Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (MSK)、セルフマネージド Kafka、および Amazon MQ ソースからのポーリングが可能になりました。NAT ゲートウェイをデプロイしたり、ファイアウォールルールを設定したり、プロキシサーバーを設定したりする必要はありません。
Amazon EventBridge では、イベントを使用してアプリケーションコンポーネントを接続できるため、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。EventBridge Pipes は、イベントプロデューサーとコンシューマーをポイントツーポイントで統合する、シンプルで一貫性のあるコスト効率の良い方法を提供しています。Pipes を使用すると、7 つの異なるイベントソースのいずれかから、EventBridge イベントバスがサポートする 20 以上のターゲットのいずれかにデータを送信できます。これには、EventBridge API Destinations やイベントバス自体を介した HTTPS エンドポイントが含まれます。本日リリースされた AWS PrivateLink を介したイベント配信により、イベント駆動型アプリケーションを構築する際に記述する必要のある統合コードや、メンテナンスを必要とするインフラストラクチャの量がさらに削減されます。
EventBridge Pipes のイベント配信での AWS PrivateLink のサポートは、EventBridge Pipes が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。
Amazon EventBridge Pipes の詳細については、EventBridge のドキュメントをご覧ください。