投稿日: Apr 15, 2024
AWS Healthomics で、Amazon S3 API を使用したシーケンスストアオブジェクトの読み取りのサポートが開始されました。AWS HealthOmics は、医療機関やライフサイエンス組織がオミクスデータを保存、クエリ、分析し、健康状態の改善や科学的発見の促進のために洞察を得られるようにするフルマネージド型サービスです。このリリースにより、お客様は、ドメイン固有のメタデータ、コスト削減、およびスケーラビリティの恩恵を受けながら、HealthOmics データストアをバイオインフォマティクスエコシステムにより簡単に統合できます。
この新機能では、Amazon S3 Access Points を利用して、シーケンスストア、アクティブな読み取りセット、および保存された各オブジェクトに S3 URI を追加します。お客様はこれらの URI を利用して、既存の S3 互換ツールをシーケンスストアと統合できます。統合ゲノムビューア (IGV) やワークフローエンジンなどのツールや、HTSlib や Boto3 上に構築されたツールで、カスタマイズなしでシーケンスストアからデータを読み取れるようになりました。
これらの新機能は、AWS HealthOmics が一般提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。
シーケンスストアの使用を開始するには、AWS HealthOmics ドキュメントの「HealthOmics Storage」セクションを参照してください。