投稿日: May 1, 2024

Amazon EFS ファイルシステムでは、クライアントあたり最大 1.5 GiB/秒のスループットがサポートされるようになり、以前の 500 MiB/秒の制限の 3 倍に増加しました。今回のリリースにより、高いスループットを必要とするファイルワークロードを AWS でより簡単に実行できるようになりました。

Amazon EFS はサーバーレスで柔軟性の高いファイルストレージを提供しています。これにより、AWS クラウドでファイルワークロードの設定と実行を簡単に行えます。本日より、Amazon EFS ファイルシステムは、単一の Amazon EC2 インスタンスまたは Amazon EKS ポッドに最大 1.5 GiB/秒のスループットを提供できるようになりました。このパフォーマンスの向上は、金融分析、ゲノミクス、動画のトランスコーディングなどの高いスループットを必要とするワークロードに特にメリットをもたらし、1 つまたは複数の個々のクライアントから高レベルのスループットを引き出します。今回のリリースにより、Amazon EFS でデータを最大 3 倍高速で処理できるようになりました。つまり、より迅速に、より少ないコンピューティングコストでインサイトを提供できるようになります。

このクライアントごとのスループット制限の引き上げは、EFS エラスティックスループットモードを使用し、最新バージョンの Amazon EFS クライアント (amazon-efs-utils) または Amazon EFS CSI ドライバー (aws-efs-csi-driver) を使用してマウントしているすべてのファイルシステムで使用できます。このパフォーマンスの向上は、すべての商用 AWS リージョンで追加料金なしでサポートされています。詳細については、EFS のドキュメントを参照してください。