Amazon Q Business がクロスリージョンの AWS IAM アイデンティティセンターアクセスのサポートを開始
Amazon Q Business は、顧客の企業データに基づいて質問に答え、要約を提供し、コンテンツを生成し、タスクを完了することで、ワークフォースの生産性を向上させる、フルマネージド型の生成 AI 搭載アシスタントです。AWS IAM アイデンティティセンターは、ワークフォースユーザー ID と AWS アカウントやアプリケーションへのアクセスを設定して一元管理するのに役立ちます。Q Business は IAM アイデンティティセンターと統合されているため、ワークフォースユーザーは Q Business で構築されたウェブアプリケーションを使用してエンタープライズコンテンツに安全かつプライベートにアクセスできます。
これまでは、Q Business アプリケーションは、Q Business アプリケーションと同じ AWS リージョンにある IAM アイデンティティセンターインスタンスにのみ接続し、そこからユーザー ID 情報を取得できました。本日より、Q Business アプリケーションの作成時に、お客様は Q Business アプリケーションとは異なるリージョンにある IAM アイデンティティセンターインスタンスに接続してユーザー ID 情報を取得することを選択できます。ユーザーが Q Business アプリケーションにアクセスすると、Q Business はクロスリージョン API コールを行い、クロスリージョンのアイデンティティセンターインスタンスから ID と属性を取得してユーザーを認証し、アクセスが許可されているコンテンツへのユーザーアクセスを承認します。お客様は、Q Business アプリケーションを使用して、以前に可能であったよりも多くのユーザーの生産性を向上させることができるようになりました。
この機能は Amazon Q for Business が利用可能なすべての AWS リージョンで利用でき、オプトインリージョンを除くすべてのリージョンの IAM アイデンティティセンターの組織インスタンスでサポートされています。詳細については、ドキュメントをご覧ください。Amazon Q について詳しくは、Amazon Q のウェブサイトをご覧ください。