Amazon ECS がタスクを再起動せずにコンテナを再起動する機能を提供

投稿日: 2024年8月15日

Amazon Elastic Container Services (Amazon ECS) では、タスクを完全に再起動せずに、個々のコンテナをローカルで再起動するための柔軟なコンテナ再起動ポリシーを定義できるようになったため、コンテナの耐障害性が向上しました。コンテナをローカルで再起動すると、Amazon ECS は予期しない障害から数秒以内にコンテナを回復できるため、不要なタスク再起動を回避することでタスク全体の安定性が向上します。

Amazon ECS では、ネットワークの中断やコンテナの予期せぬ停止などの一時的な障害からコンテナを復旧するために、自動的にコンテナをインプレースで再起動できるようになりました。データのロガー、コレクター、フォワーダーなど、再起動によって不確定な状態が解消されるようなフォールトトレランスが必要なコンテナでは、エラーコードで再起動するポリシーを作成して、ミッションクリティカルなアプリケーションや顧客向けのアプリケーションを含むタスク全体を再起動する場合よりもはるかに速く回復できます。

新しいエクスペリエンスはすべての AWS リージョンで有効になっています。 Amazon ECS コンテナの再起動ポリシーパラメータの設定方法の詳細については、Amazon ECS 開発者ガイドを参照してください。