AWS CodePipeline が、パイプラインゲートを実装するためのステージレベルの条件を導入
AWS CodePipeline V2 タイプのパイプラインは、開発チームが品質とコンプライアンスの要件を満たす変更を安全にリリースできるように、ステージレベルの条件をサポートするようになりました。お客様は、パイプラインの実行がステージに入る前や、ステージを終了する前 (ステージ内のすべてのアクションが正常に完了したとき、またはステージ内のアクションが失敗したとき) に、パイプラインの実行をゲートするように、ステージレベルの条件を構成でます。条件は 1 つ以上のルールと、条件が失敗したときに適用される結果で構成されます。お客様は、コンソール、API、CLI、CloudFormation、または SDK でステージレベルの条件を構成できます。
お客様は、Amazon CloudWatch アラームのステータスをチェックするルール、または現在の時刻がデプロイ期間内かどうかをチェックするルールと、AWS Lambda 関数を呼び出してカスタムチェックするルールから選択できます。1 つ以上のルールが失敗した場合、条件は失敗し、CodePipeline は Rollback や Fail などの構成された結果を実行します。たとえば、ステージ内のすべてのアクションが正常に完了したときに条件が評価されるように構成し、CloudWatch アラームが 60 分以内に ALARM 状態になった場合に変更をロールバックさせることができます。お客様は、条件評価に失敗した場合にパイプラインの実行をブロックする条件をオーバーライドして、パイプラインの実行がステージに入ったりステージを終了したりすることを許可することもできます。
パイプラインでのステージレベルの条件の使用について詳しくは、ドキュメントをご覧ください。AWS CodePipeline の詳細については、製品ページをご覧ください。ステージレベルの条件の機能は、AWS CodePipeline がサポートされているすべてのリージョンで利用できます。