OR1 インスタンスが既存の Amazon OpenSearch Service ドメインで利用できるように

投稿日: 2024年9月19日

OpenSearch 2.15 では、既存の Amazon OpenSearch Service ドメインに OR1 インスタンスを活用できるようになりました。OR1 では、(内部ベンチマークにおいて) 既存のインスタンスよりも料金パフォーマンスが最大 30% 向上し、Amazon S3 を使用して 11.9 秒の耐久性が実現します。既存のドメイン設定を更新し、データノードに OR1 インスタンスを選択するだけで、OR1 の使用を開始できます。これにより、OpenSearch 2.15 を実行しているドメインを、ブルー/グリーンデプロイを使用して OR1 インスタンスにシームレスに移行します。ドメイン設定を OR1 インスタンスタイプから別のインスタンスタイプに変更するには、スナップショットの復元が必要であることに注意してください。

OR1 により、お客様は、期待するインタラクティブな分析エクスペリエンスを損なうことなく、OpenSearch のデプロイメントを経済的かつ確実にスケールできます。各 OR1 インスタンスには、コンピューティング、キャッシュ用のローカルストレージ、リモート Amazon S3 ベースのマネージドストレージがプロビジョニングされています。OR1 では、従量制料金のリザーブドインスタンスが提供され、コンピュートインスタンス、ローカルストレージ、マネージドストレージに対して単純な時間単位の料金が適用されます。新しいドメインは OpenSearch バージョン 2.11 以降の OR1 インスタンスを使用でき、既存のドメインは OpenSearch 2.15 以降の OR1 インスタンスを使用できます。

OR1 インスタンスファミリーは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ストックホルム、スペイン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ハイデラバード、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ) の世界 17 リージョンで Amazon OpenSearch Service 上でご利用いただけます。料金の詳細については、Amazon OpenSearch Service の料金ページをご覧ください。

Amazon OpenSearch Service を利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。