Amazon SES で AutoTags 内の送信メッセージに TLS バージョンが提供されるように
本日、Amazon Simple Email Service (SES) は、SES 経由で送信されるメッセージで使用されている Transport Layer Security (TLS) バージョンをお客様が確認できる機能をリリースしました。お客様は、Amazon CloudWatch などのさまざまな AWS サービスにメール送信イベントを発行することで、メール送信をきめ細かく追跡できます。お客様は、設定セットで定義されたメッセージタグを使用してメールを分類することもできます。この機能は、お客様が指定したメッセージタグに加えて、SES が自動的に適用する既存の自動タグセットに新しい自動タグを追加します。
以前は、SES は「ses: source-tls-version」などの自動タグを生成して、発信者がメールの送信に使用した TLS プロトコルのバージョンを識別していました。しかし、お客様には、SES がメールの送信に使用した TLS バージョンを判断する方法がありませんでした。現在、SES には「ses: outgoing-tls-version」自動タグが含まれています。このタグには、SES がメールの送信に使用した TLS プロトコルのバージョンが含まれています。お客様はこの新しい自動タグを活用して、最新バージョンの TLS をサポートしていないメールボックスプロバイダーに SES がメールを送信するときに使用される TLS バージョンをより把握し、監視することができます。
SES は、Amazon SES が提供されているすべての AWS リージョンで 「ses: outgoing-tls-version」をサポートしています。
詳細な情報については、SES イベント発行に関するドキュメントを参照してください。