AWS Lambda で Lambda と Amazon S3 間の再帰ループの検出と停止が可能に
投稿日:
2024年10月9日
Lambda 再帰ループ検出では、AWS Lambda と Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) の間の再帰ループを自動的に検出して停止できるようになりました。デフォルトで有効になっている Lambda 再帰ループ検出は、Lambda と他のサポートされているサービス間の再帰呼び出しを自動的に検出して停止し、ワークロードの暴走による意図しない使用や請求を防ぐ予防ガードレールです。
お客様は通常、Amazon S3 を Lambda 関数をトリガーするイベントソースとして使用します。お客様による設定ミスやコードの欠陥により、処理されたイベントが Lambda 関数を呼び出したのと同じ Amazon S3 バケットに送り返され、意図しない再帰ループが発生する可能性があります。今後は、Lambda によってそのような再帰ループが自動的に検出および停止され、トラブルシューティング手順を含む AWS Health Dashboard 通知がお客様に送信されます。
再帰ループ検出の S3 でのサポートは、Lambda 再帰ループ検出が使用可能なすべてのリージョンで使用できます。関数が意図的な再帰ループを使用している場合は、PutFunctionRecursionConfig API を使用して再帰ループ検出を無効にできます。
Lambda 再帰ループ検出の詳細については、Lambda に関するドキュメントを参照してください。