Amazon VPC IPAM で AWS Organizations メンバーアカウントへのコスト配分が可能に

投稿日: 2025年5月1日

本日、AWS は、Amazon VPC IP Address Manager (IPAM) のコストを AWS Organizations メンバーアカウントに配分する機能を発表しました。これにより、IPAM の使用にかかるコストを社内チームに簡単に割り当てることができます。

VPC IPAM は、AWS ワークロードの IP アドレスの計画、追跡、モニタリングを容易にする機能です。AWS Organizations で IPAM を有効にすると、組織全体の IP アドレスの使用状況が IPAM によって集計され、IPAM を作成した AWS アカウントに料金が請求されます。このリリースにより、AWS Organizations メンバーアカウントの個々の使用に応じた料金を直接割り当てることができるようになりました。例えば、複数のネットワークサービスを実行する中央の AWS アカウントで IPAM を有効にすることで、IPAM の料金を社内の各チームに簡単に割り当てることができます。

この機能は現在、AWS 中国リージョンや AWS GovCloud (米国) リージョンを含む、Amazon VPC IPAM がサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

IPAM の詳細については、IPAM のドキュメントをご確認ください。料金の詳細については、Amazon VPC 料金表ページの IPAM タブを参照してください。