AWS Cost Optimization Hub にクラウドのコスト効率を測定および追跡するためのコスト効率メトリクスを導入

投稿日: 2025年11月19日

Billing and Cost Management コンソールの機能である AWS Cost Optimization Hub に、コスト効率メトリクスが追加されました。このメトリクスは、組織全体のクラウドコスト効率を経時的に測定および追跡するのに役立ちます。このメトリクスは、適切なサイジング、アイドル状態、コミットメントに関する推奨事項を考慮することで最適化可能なクラウド支出の割合を自動的に計算します。これにより、一貫したコスト削減ベンチマークを確立し、パフォーマンス目標を設定し、進捗状況を追跡して、クラウド投資の収益を最大化できます。

AWS Cost Optimization Hub では、コスト最適化のオポチュニティの推定月間節約額を集計して、最適化可能な支出額で割ることで、コスト効率を測定できます。このメトリクスを組織全体で経時的に追跡することで、コスト効率を把握し、ベンチマークを行うことができます。このメトリクスは毎日更新されるため、最適化の進捗状況に関するインサイトが毎日得られ、コスト削減の推奨事項を実装するとスコアが向上し、非効率的なリソースがプロビジョニングされるとスコアが低下することがわかります。

AWS Cost Optimization Hub でコスト効率が利用可能になりました。AWS Cost Optimization Hub がサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。コスト効率メトリクスの使用を開始するには、ユーザーガイドブログをご覧ください。