AWS Step Functions が TestState API によりローカルテストを強化
AWS Step Functions は TestState API を強化して、ワークフローのローカルユニットテストをサポートするようになりました。これにより、AWS アカウントにステートマシンをデプロイしなくても、Map や Parallel ステートなどの高度なパターンを含むワークフローロジックを検証できます。
AWS Step Functions は視覚的なワークフローサービスです。220 以上の AWS のサービスにおける 14,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、分散アプリケーションとデータ処理ワークロードを構築できます。TestState API は、ローカル開発環境でのエラー処理パターンを含む完全なワークフローのテストをサポートするようになりました。オプションの API コントラクト検証を使用して、模擬応答が実際の AWS サービスからの想定される応答と一致することを検証することで、AWS サービス統合をシミュレートすることができるようになりました。これにより、ワークフローが本番環境で正しく機能することを確認できます。TestState API コールを Jest や pytest などのお好みのテストフレームワークや CI/CD パイプラインに統合できるため、開発プロセスの一部としてワークフローテストを自動化できます。これらの機能は、ワークフロー定義に関するフィードバックを瞬時に提供し、ローカル環境でのワークフローの動作検証を可能にし、開発サイクルの早い段階で潜在的な問題を発見できるようにすることで、開発を加速するのに役立ちます。
強化された TestState API は、Step Functions が利用可能なすべての AWS リージョンの AWS SDK を通じて利用できます。リージョンと提供されているサービスの一覧は、AWS リージョン表をご覧ください。
利用を開始するには、AWS SDK または AWS CLI から TestState API にアクセスするか、AWS Step Functions デベロッパーガイドを参照してください。