Amazon ElastiCache for Valkey が OpenTelemetry メトリクスと詳細モニタリングをサポート

投稿日: 2026年10月2日

Amazon ElastiCache for Valkey では、ノードベースのクラスターの OpenTelemetry メトリクスを Amazon CloudWatch に発行するようになりました。各メトリクスには属性が付与されており、Prometheus Query Language (PromQL) 式でフィルタリングや集計を行えます。ElastiCache では、2 つのモニタリングモードを利用できるようになりました。既存のモードである標準モニタリングでは、これまでどおり CloudWatch Metrics (Classic) が 60 秒ごとに発行されます。さらに、主要な OpenTelemetry メトリクスも同じ間隔で追加料金なしで発行されるようになりました。新しいモードである詳細モニタリングでは、すべての OpenTelemetry メトリクスから任意のものを選択し、15 秒ごとに発行できます。

OpenTelemetry メトリクスを使用すると、クラスター内で接続数の制限に近づいているノードを検出したり、インシデント発生時にエラーを種類別に分析したり、ノードでメモリが不足するかどうかを予測したりできます。これらのクエリは CloudWatch と Grafana で実行できるため、チームが既に身に付けている PromQL のスキルをそのまま活用できます。詳細モニタリングでは、診断の詳細度とコストのバランスを取ることができます。また、15 秒間隔のメトリクスにより、レイテンシーの急上昇といった短時間のイベントも検出できます。主要な OpenTelemetry メトリクスは、Amazon CloudWatch の事前構築済みダッシュボードである ElastiCache Insights でも活用されています。

使用を開始するには、Amazon ElastiCache コンソールでクラスターの [メトリクス] タブを開き、[Detailed] を選択してから、[Configure detailed metrics] をクリックします。

OpenTelemetry メトリクスと詳細モニタリングは、Amazon CloudWatch が OpenTelemetry メトリクスをサポートしているすべての AWS リージョンにおいて、ノードベースの Valkey クラスターで利用できます。詳細モニタリングに対する ElastiCache の追加料金はかかりません。選択した詳細モニタリングのメトリクス、作成したアラーム、実行した PromQL API クエリには、OpenTelemetry メトリクスの CloudWatch 料金が適用されます。

詳細については、Amazon ElastiCache ユーザーガイドの「Monitoring ElastiCache with OpenTelemetry metrics」を参照してください。