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Amazon EC2 の更新 – X1e インスタンスに 5 つのサイズを追加、SLA の強化
今年初めにリリースした x1e.32xlarge インスタンスは、4 TB のメモリを持つ 4 つの AWS リージョンを対象に利用可能となりました。そのリリースから 2 か月後の現在、ユーザーはハイパフォーマンスリレーショナルと NoSQL データベース、メモリ内データベース、そして大量のメモリを活用できる他のエンタープライズアプリケーションに、このインスタンスを使用しています。
X1e のサイズを 5 つ追加
メモリ最適化 X1e シリーズにインスタンスサイズを 5 つ追加しました。ラインアップは次の通りです。
モデル | vCPU | メモリ (GiB) | SSD ストレージ (GB) | ネットワーキングパフォーマンス |
x1e.xlarge | 4 | 122 | 120 | 最大 10 Gbps |
x1e.2xlarge | 8 | 244 | 240 | 最大 10 Gbps |
x1e.4xlarge | 16 | 488 | 480 | 最大 10 Gbps |
x1e.8xlarge | 32 | 976 | 960 | 最大 10 Gbps |
x1e.16xlarge | 64 | 1,952 | 1,920 | 10 Gbps |
x1e.32xlarge | 128 | 3,904 | 3,840 | 25 Gbps |
インスタンスは Intel® Xeon® E7 8880 プロセッサ、2.3 GHz で実行し、大規模な L3 キャッシュと十分なメモリ帯域幅備えたクアッドソケットを使用しています。ENA ネットワーキングと EBS 最適化はスタンダードで、EBS に最大 14 Gbps までの専用スループット (インスタンスサイズにより異なる) が可能です。
今回のリリースに伴い、アジアパシフィック (シドニー) リージョンで利用可能な X1e すべてのサイズが利用可能になりました。今後は米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー) リージョンで、オンデマンドまたはリザーブドインスタンスから起動することができます。
EC2 SLA の強化
そしてもう 1 つお知らせです。
EC2 と EBS の両方で EC2 のサービスレベルアグリーメント (SLA) を 99.99% に引き上げました。これはすべてのリージョンの AWS ユーザーを対象に即時有効となります。当社が引き続き取り組んでいるインフラストラクチャとサービスの品質、そして高い運用性を重要視することで、この変更を実現することができました。
— Jeff;