Amazon Web Services ブログ
AWS Backup が東京リージョンに対応しました
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、プロダクトマーケティング
エバンジェリストの亀田です。
AWS Backupが東京リージョンに対応しましたのでお知らせいたします。
AWS Backup は、クラウド内で AWS のサービス全体のデータのバックアップの一元化と自動化を簡単に実行できる、完全マネージド型のバックアップサービスです。
バックアップポリシーを一元的に設定し、Amazon EBS ボリューム、Amazon RDS データベース、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon EFS ファイルシステム、AWS Storage Gateway ボリュームなどの AWS リソースのバックアップアクティビティを監視することができます。バックアップ対象には Storage Gateway ボリュームのサポートが含まれているため、作成したバックアップに既存のオンプレミスデータを含めることができます。
バックアップスケジュールを作成することができ、バックアップの開始時刻、バックアップの頻度、バックアップウィンドウを指定し、AWS リソースを自動的にバックアップします。バックアップを自動的に保持または失効させる、バックアップ保持ポリシーを設定することも可能で、自動バックアップ保持管理では、バックアップを保持する期間を限定できるため、古い不必要なバックアップがストレージ利用料金を押し上げることを防ぎ、バックアップストレージコストを簡単に最小化できます。
AWS Key Management Service (KMS) と連携しバックアップデータの暗号化も可能です。
Amazon EBSのバックアップ設定を行うサンプル
1.マネージメントコンソールでAWS Backupの画面にいきます。
2.[バックアッププランの作成]を押し、[新しい作成プランの]を選び、バックアッププランに名前を付けます。
3.[ルール名]を入力し、スケジュールを設定します。[バックアップウインドウのカスタマイズ]を選びバックアップを行いたい任意の時間を選択します。
4.[数時間以内にバックアップを開始]でバックアップを行う時間を指定します。
この設定は3.のの[バックアップウインドウ]の時間と連携して動作します。
バックアップウィンドウは、そのバックアップウィンドウの開始時刻と、ウィンドウの期間 (時間単位) で構成されます。バックアップジョブは、このウィンドウ内で開始されます。使用するバックアップウィンドウがわからない場合は、AWS Backup が推奨するデフォルトのバックアップウィンドウの使用を選択できます。デフォルトのバックアップウィンドウは、午前 5 時 (UTC 時間) 開始に設定され、8 時間続きます。
[数時間以内にバックアップを開始]で設定する値が[ウィンドウの期間 (時間単位)]となります。詳しくは
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/aws-backup/latest/devguide/creating-a-backup-plan.html
をご覧ください。
5.[コールドストレージへの移行]は2019年7月現在Amazon EFS専用の設定ですのでそのままにします。
6.必要に応じてタグ等を設定して[プランを作成]を押します。これでバックアッププランの作成は完了です。
7. [リソースの割り当て]ボタンをおし、作成したプランを提供するリソースを指定します。
8. リソースに名前を設定し[割り当て単位]をEBSに変更します。リソースタイプで[EBS]を選ぶと、バックアップ取得可能な一覧が[ボリュームID]で選択できます。(タグが設定されている場合は、[割り当て単位]を[タグ]にすると、タグで選択できます。)
以上で選択されたリソースに対して先ほど作成したバックアッププランが適応され、バックアップ対象になりました。
簡単でしたね!
是非お試しください。
– プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田