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AWS GameDay @ AWS Summit 2023 結果発表!!

みなさまこんにちは!ソリューションアーキテクトの石本です。
2023 年 4 月 20 日、21 日に幕張メッセにて開催された AWS Summit 2023 はお楽しみいただけましたでしょうか。

本記事では、 Day 2 に開催された AWS GameDay ~New Frontier (新境地の開拓) ~ の開催概要と結果をご報告いたします。

AWS GameDay とは?

AWS GameDay は、ある課題に対して AWS サービスで解決するための対応力や実装スキルを試せる実践形式の人気ワークショップです。3 – 4 名でチームを結成し、待ち受けるさまざまなトラブルやクエストをクリアしながら最終ミッション達成を目指します。各クエストをクリアするごとにポイントが付与され、最も多くのポイントを獲得したチームが勝者となります。ゲーミフィケーションされた安全な環境で楽しみながら、さまざまなことを学ぶことができる機会をご提供するものです。

開催概要

今回の GameDay は、事前にお申し込みいただいた方 + 当日のキャンセル待ち枠からご参加いただいた方の 16 チーム 63 名にて開催いたしました。チームはご来場いただいた方から 3 – 4 名で構成されるランダムなメンバーで構成されました。 GameDay で高スコアを生み出す秘訣としてチームプレイ・連携が重要であることがアナウンスされ、 13 時のゲーム開始までにチームビルディングとして自己紹介、得意分野や経験領域の共有、名刺交換などが行われていました。

シナリオ概要

今回のゲームシナリオとして採用された “New Frontier (新境地の開拓) ” は、 2022 年 11 月 28 日 – 12 月 2 日に開催された re:Invent 2022 にて新しくお披露目されました。 GameDay に登場する架空のテクノロジースタートアップであるユニコーンレンタル社では、ユニコーンのレンタル事業に加えて “マナ” と呼ばれる素材を使ったマイクロチップ開発事業を立ち上げ、利益を順調に伸ばしていました。しかしその一方で、レンタルされるユニコーンの異常行動が報告されるようになり、それに伴い顧客満足度が低下していることに気づきました。


その状況を解決するためにはいくつかの問題を解決する必要がありました。まずはユニコーンが伝えたいメッセージを理解すること。そして、枯渇しそうなマナを採掘するための手がかりを見つけ、マナ鉱山から送られてくるデータを処理・分析・加工・抽出・品質監査すること。さらに、ユニコーンを快適に育成するための環境整備も重要でした。ユニコーンレンタル社の優秀な新入社員としてご入社された参加者の方々には、これらのクエストに取り組んでいただき、 高いスコアの獲得 ビジネス成長の貢献に挑んでいただきました。

なお、実際の問題の詳細については、皆様のお楽しみのために伏せております。ぜひどこかの機会で、ご自身で体験してみてください!

結果

結果は以下の通りでした。

第 1 位 Second Wave (進藤 元佑 氏, 野田 奏 氏, 今泉 大樹 氏, 渡辺 篤 氏) / スコア : 733,788.5

第 2 位 Teeam Jyagariko (小杉 隼人 氏, 浅見 則彦 氏, SATO TAKAAKI 氏, 松田 康宏 氏) / スコア : 696,606.48

第 3 位 UniHope (鍛治 拓人 氏, 添野 翔太 氏, 末光 一貴 氏, ayami yuto 氏) / スコア : 684,131.98

上位入賞チームの皆様おめでとうございます。上位 3 チームの皆様には、Head of Asia Pacific Developer Relations の Kris から、メダルとトロフィーを進呈いたしました。普段使い慣れたサービスのクエストから取り組むチーム、普段触らないようなサービスから着手するチームと三者三様のアプローチが繰り広げられ、ゲーム序盤からランキングが常に変わる白熱した対決でした。最終的に、ゲーム終盤で大きくスコアを伸ばされた Second Wave チームが優勝されました。優勝チームからは、「試行錯誤を繰り返すことで、この結果につながりました。チーム間で学びを共有したことで、ぐっと進みました。」とのコメントを頂きました。その他の参加者の方々からも、「普段触れる機会がないサービスを実際に手を動かしながら学べた」「チームの方々と対面で知見を共有し合えたのが良かった」「作って終わりではなく運用の視点が含まれているのも良かった」とのコメントをいただき、楽しみながら学んでいただく良い機会になったのではないかと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

最後に

今回惜しくも入賞を逃したチームの皆様、もしくは参加してみたい!と思ったエンジニアの皆様、今後も様々なイベントでの開催を予定していますので、機会を見かけたら奮って挑戦ください。そしてまた来年の AWS Summit でお会いできることを楽しみにしています。