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AWS ロードバランサー更新 – 多くの新しい機能があります!
AWS Application Load Balancer (ALB) と Network Load Balancer (NLB) は高い利用可能性、拡張可能性を持つシステムの重要な一部となっています。今日、ALB および NLB の新機能の有用なリストを皆さんとシェアできることをうれしく思います。すべて、カスタマーの要望が原動力となっています。
内容は以下の通りです。
- ALB の加重ターゲットグループ
- 最小未処理 ALB リクエスト
- NLB のサブネット拡張
- 内部 NLB に対するプライベート IP アドレス選択
- NLB に対する共有 VPC サポート
これらの機能はすべて利用可能であり、今すぐ使用することができます。
さてよく見てみましょう…
ALBの加重ターゲットグループ
現在、ALB ターゲットグループに対してトラフィックウェイトを使用できます。これは、青/緑デプロイ、カナリア色デプロイ およびハイブリッドマイグレーション/バーストシナリオにとって極めて有用です。ALB ルーティング規則における前方動作で複数のターゲットグループを登録し、お互いにウェイト (0-999) を関連付けることができます。簡単なラストチャンスルールがここにあります。これによりトラフィックの99%を tg1 に、残りの 1%を tg2 に送ることができます。
一貫したカスタマーエクスペリエンスを特定の期間維持するために、この機能をグループレベルのターゲット粘性とともに使用することができます。
より詳しいことは、ロードバランサーのリスナー をご覧ください。
最小未処理 ALB リクエスト
現在、未処理リクエスト数が最小のターゲットに基づいてターゲット全体にわたるリクエストをバランスさせることができます。これは、様々なリクエストサイズの作業負荷、コンテナや頻繁に変わるその他のターゲット、様々なレベルの処理能力を持つターゲット(シングルオートスケーリンググループでインスタンスグループの混在を伴うターゲットを含む)の場合特に有用です。既存のターゲットグループの属性を編集することにより、新しいロードバランスオプションを有効化できます。
このオプションを有効化すると、スロースタートを無効化できます。詳しくは ALB ルーティングアルゴリズム をご覧ください。.
NLB のサブネット拡張サポート
現在、既存のネットワークロードバランサーにサブネットをフレキシブルに追加することができます。これによりスケーリングオプションが増え、高い利用可能性を維持したまま、新たに開かれたアベイラビリティゾーンに拡張していくことができます。NLB を選択し アクション メニューの サブネット編集 をクリックします。
それから追加するサブネットを1つ以上選択してください。
複数のアベイラビリティゾーンとリダンダンシーについてお話しする時です。新しいサブネットが追加されていますので、その中のターゲット、あるいは クロスゾーンロードバランス が有効化されていることを確認する必要があります。
内部 NLB のプライベート IP アドレス選択
これで内向きネットワークロードバランサーに使用するプライベート IPv4 アドレスをサブネットごとに選択することができます。これによりネットワークアドレス指定がさらにコントロールできるようになり、手動でアドレスを確認し、DNS ベースのルーティングをサポートしていないクライアントに対するアドレスを設定する必要がなくなります。
また追加のサブネットを既存の NLB に追加する際、自分自身のプライベート IP アドレスを選択できます。
NLB 用の共有 VPC サポート
現在、NLBを 共有 VPC に作成することができます。VPC シェアリングでNLBを使用することにより、同じ AWS 組織で中央管理アカウントが所有している VPS のサブネット内でトラフィックをルーティングすることができます。また、NLB を使用して、AWS PrivateLink サービスを作成すれば、ユーザーは他の VPC あるいは、業務用ネットワークから公共 IP を使うことなく、あるいはトラフィックのインターネット 通過を要求することなく、共有サブネットのお客様のサービスにプライベートにアクセスすることができます。
— ジェフ