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【AWS Samurai 2017 の発表】

AWS Samurai 2017 の発表

 

先日、AWSユーザーグループのJAWS-UG(Japan AWS User Group)による1大イベント「JAWS DAYS 2018」が東京 五反田で開催されました。過去最高の1,900人を超える申込数、1,400名を超える参加者数を記録、日本国内の多くAWSユーザーによるセッションのみならず、海外のユーザーグループのメンバーや米国他の海外のテクニカルエバンジェリストもJAWS DAYSに参加いただきました。

このユーザーによる大規模イベントは、ユーザーグループのメンバーで企画、運営しますが、この活動の基礎となるのは、全国各地で毎月のように行われているJAWS-UG勉強会の運営経験が必須となっているのは言うまでもありません。JAWS-UGは全国に50以上の支部があり、各支部が独自に勉強会を企画し、登壇者を集め、会場を手配し、参加者を募り、勉強会後の懇親会も含めて運営しています。このJAWS-UG勉強会運営という共通経験があるからこそ、小さな支部が集まったマイクロサービス的なつながりで、この大規模イベントの運営ができていると言えるでしょう。

今年もAWS Samurai 2017を発表いたします。AWS Samurai は2011年から続いている制度で、前年のユーザーコミュニティにおける継続的活動において、ユーザーコミュニティの成長およびAWSクラウドの普及に大きく貢献または影響を与えた方々に対してAmazon Web Services (AWS)が認定・表彰する制度です。

 

 

今年は下記の5名をAWS Samuraiとして選出、1名の方を特別賞として先日のJAWS DAYS 2018にて表彰いたしました。選出されたみなさま、おめでとうございます。

波田野 裕一さん(JAWS-UG CLI, アーキテクチャー支部)

2つのJAWS-UG専門支部のコアメンバーとして定期的な勉強会開催のリズムを確立し、両支部合わせて昨年1年間の勉強会の開催数は39回、延べ参加者数は544人となりました。CLI支部はハンズオン中心、アーキテクチャー支部はディスカッション中心の勉強会としての特色を持ちながら、その時々の旬な話題を扱い、数多くのユーザーにその活動が支持されています。

小林 広志さん(JAWS-UG HPC支部)

High Performance Computing(HPC)専門支部のコアメンバー。AWSの新しいEC2インスタンス発表に合わせて、関連するベンダーからの勉強会登壇や、企業の研究・開発部門の研究員の事例紹介などを専門支部のメンバーと企画、調整しました。昨年一年間の勉強会開催数は5回、延べ参加者数は262人になりました。さらに、昨年のre:Invent2017で自らユーザー事例紹介で登壇、発表され、日本のユーザーのプレゼンス向上にも寄与されました。

岡本 秀高さん(JAWS-UG京都支部)

韓国で開催された AWS Community Day Asia Pacific に参加し、 JAWS-UGの代表としてAlexa Skills Kitのセッションを行いました。海外のAWS ユーザーグループとの交流を積極的に行い、 海外のユーザーグループでのJAWS-UGの知名度向上に尽力されました。

AWSカルタのAlexaスキルを開発、さらには一般公開まで行い、その経験をAlexa Dayを紹介するなど、Alexa関連の勉強会をリードするメンバーの一人です。

友岡 賢二さん(E-JAWS コミッティ会長)

E-JAWSコミッティ会議の会長として E-JAWS の認知度を上げる活動をされ、昨年のJAWS FESTAのキーノートにも登壇、他のJAWS-UGのイベントにも数多く参加していただきました。JAWS-UGのメンバーとの交流を通して、若いクラウドエンジニアに対してあるべきキャリアパスとCIOの新しい形を提示されました。エンタープライズエリアのおけるJAWS-UGの認知度の向上と、JAWS-UGにおける目指すキャリアの1つの形を同時に提示されている数少ないリーダーです。

森 大樹さん(JAWS-UG大阪支部)

大阪支部コアメンバーとして、関西地域のJAWS-UGの活動に積極的にかかわり、大阪、関西、そして全国のJAWS-UGの活動を支えていただきました。

チームワークを醸成し、チームを動かす卓越したリーダーシップは、多くのコミュニティメンバーの賞賛を集めました。大阪、関西IoTの連合チームにより年間12回以上の勉強会を開催しています。

特別賞 伊藤博美さん(JAWS-UG 大阪支部、関西女子会)

大阪支部、関西女子会のコアメンバーで、かつJAWS-UG全国の会計係として献身的にJAWS-UGを支えています。今回のSamuraiとして選出された森さんとのコンピネーションによって、関西地域のみならず全国規模の活動支援を行っていただきました。その支援に対して特別賞を授与いたします。

 

年に1回のJAWS DAYSのようなイベントの運営は専任・専門の担当チームがいなければ成立しないと多くの方が考えますが、JAWS DAYSの実行委員は毎年変わり、専任チームが企画・運営するのではありません。各支部の日々の活動がベースになり、大きなイベントを支えています。JAWS-UGには、小さい規模でも毎月のように勉強会の回数をこなし、それを数年間続けている支部がまだまだ他にあります。今回 AWS Samuraiが選出された支部以外にも、多くの支部が複数年に渡って継続して活動をしています。今後もアマゾン ウェブ サービス ジャパンは全国各地にいるSamuraiを認定するようエンゲージメントの維持・向上を目指し、より多くの方がJAWS-UGに参加し、参加者と、そしてJAWS-UGの成長をサポートしていきます。

 

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社

マーケティング本部 コミュニティプログラムマネージャー

沼口 繁 (代理投稿 プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田)