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新しい T2.Xlarge および T2.2Xlarge インスタンス

AWSのお客様はT2インスタンスを使う時に得られるコスト効率のよい、バーストベースのモデルを好まれています。これらのお客様は webサーバや開発環境、継続的なインテグレーション用のサーバ、テスト環境、そして小さなデータベース等の一般的な用途でのワークロードを動作させるのにT2インスタンスを使います。これらのインスタンスは豊富なベースラインパフォーマンスと、必要に応じてフルコアのプロセッシングパワーにまで透過的にスケールアップを提供します。(もしこちらがあなたにとって新しいニュースであれば、バースト可能な性能を持つ新しい低コストEC2インスタンスをご参照ください)

本日2つの新しいより大きなT2インスタンスサイズを追加します。- 16GiB メモリの t2.xlargeと32GiB メモリのt2.2xlarge です。これらの新しいサイズにより、お客様はより大きなリソースの要件のアプリケーション向けに T2のバーストモデルの価格とパフォーマンスのメリットを享受頂けます。(t2インスタンスのレンジを拡大するのは、今回が3度目になります;昨年の6月にt2.largeを、昨年の12月にt2.nanoを追加しました。

こちらがT2インスタンスのすべてのサイズ向けのスペックになります。(価格は最近のEC2の値下げを反映しています。US Eastリージョンの料金になります。)

名前 vCPU ベースラインパフォーマンス プラットフォーム メモリ CPU クレジット / 時間 価格 / 時間 (Linux)
t2.nano  1  5%  32bit または 64-bit  0.5  3  $0.0059
t2.micro 1 10%  32bit または 64-bit 1 6 $0.012
t2.small 1 20%  32bit または 64-bit 2 12 $0.023
t2.medium 2 40%  32bit または 64-bit 4 24 $0.047
t2.large 2 60%  64-bit 8 36 $0.094
t2.xlarge 4 90% 64-bit 16 54 $0.188
t2.2xlarge 8 135% 64-bit 32 81 $0.376

既存のワークロードを新しいインスタンスへ移行できる可能性のある方法がこちらになります。

  • t2.largeのワークロードで、より多くのメモリを得るためにt2.xlargeまたはt2.2xlargeへスケールアップ可能
  • c4.2xlargeの断続的なワークロードをt2.xlargeへ移行することで、近いバーストパフォーマンスにて、わずかにコスト削減が可能
  • m4.xlargeの断続的なワークロードをt2.xlargeへ移行することで、より高いバーストパフォーマンスにて、わずかにコスト削減が可能

新しいインスタンスはすべてのAWSリージョンにてオンデマンドおよびリザーブドインスタンスとして本日から利用可能です。

Jeff
翻訳は舟崎が担当しました。原文はこちらです。