Amazon Web Services ブログ
re:Invent 2018 Midnight Madness/ AWS DataSync
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、プロダクトマーケティング
エバンジェリストの亀田です。
re:Invent 2018 ミッドナイトマッドネス中にAWS DataSyncという新サービスがサイレントアナウンスにて発表されました。
AWS DataSync
AWS DataSyncをご利用いただくことで、AWSとの間のデータ転送が最大10倍となります。オンプレミスストレージとAmazon S3またはAmazon Elastic File System(Amazon EFS)間のデータの移動を自動化するためのデータ転送サービスです。DataSyncは、独自のインスタンスの実行、暗号化の処理、スクリプトの管理、ネットワークの最適化、データ整合性の検証など、移行を遅らせる原因になることや、IT運用に負担をかけるデータ転送に関連する多くのタスクを自動的に処理します。オンプレミスのソフトウェアエージェントを使用して、ネットワークファイルシステム(NFS)プロトコルを使用して既存のストレージまたはファイルシステムに接続するため、アプリケーションの変更が不要となります。
DataSyncエージェントを構内に配置し、ファイルシステムまたはストレージアレイに接続し、Amazon EFSまたはS3をAWSストレージとして選択し、データの移動を開始します料金はコピーしたデータに対してのみ発生します。
データセンターの移行、ハイブリッドワークロードにおけるデータ共有、DRを目的としたデータ保護など多くのユースケースでご利用いただけます。
すべてのデータは、トランスポートレイヤセキュリティ(TLS)で暗号化され、保存されたデータはAWS Key Management Service(AWS KMS)と統合されているため、AWSで安全にデータを暗号化できます。データが正常に到着することを保証し、転送ごとに、転送中と処理完了の両方で整合性チェックを実行します。これらのチェックでは、宛先に書き込まれたデータがソースから読み取られたデータと一致し、一貫性が確認されます。
こちらにチュートリアルとしてステップバイステップガイドがあります。
サービスリリース時点から東京リージョンに対応し、こちらに料金及びその他対応リージョンがまとまっています。
速報をお届けしましたが、日本語ブログが出たらまたご案内したいと思います。
– プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田