CSM は、お客様の業務上の目標達成や課題解決に向けて、お客様のみならず、AWS の営業、ソリューションアーキテクト、エンタープライズサポート、事業開発、プロフェッショナルサービス、パートナーといった幅広いチームと協力し、社内外の多くのステークホルダーを巻き込みながら、中長期的な計画を立案し、その実行の推進を通じて、お客様のクラウドジャーニーを加速させます。
プリセールス段階においては、お客様のシステムをどのようにクラウドに移行するのが最適なのか、あるいはお客様の組織がどの程度クラウド活用のための準備が整っているのかアセスメントを行い、お客様が安心してクラウドジャーニーを開始できるよう支援します。
実際にクラウド移行が始まってからは、移行に関する様々な技術的、あるいは非技術的な課題について、お客様に伴走しつつ解決を支援します。
無事にクラウドへの移行が完了した後も、システムをよりクラウドのメリットを享受できるように最適化していく活動を支援します。
AWSのパブリックセクターでは、中央省庁や地方自治体、教育機関、医療機関、NPO などの公共領域のお客様をご支援しています。
私は、その中でも中央省庁とその外郭団体のお客様に、CSM として上記のようなご支援をさせていただいています。
移行アセスメントを担当しているときは、お客様から受領した資料の確認、移行に際しての課題の検討、お客様にヒアリングしたい内容の取りまとめ、最終的なアセスメント報告書の作成等を実施します。アセスメントに関するお客様との諸々の調整も実施することがあります。
他には、お客様とパートナーとで実施しているクラウド移行プロジェクト定例会に参加したり、お客様からの移行に関する技術的な問合せに対応したりします。
また、お客様の課題を解決するには、営業やソリューションアーキテクトなど、社内の適切なメンバーを適切なタイミングで巻き込んでいく必要があります。このような社内の関係者の調整も重要な仕事のひとつです。
前職は SIer に勤務しておりました。現在と同じく、官公庁やその外郭団体がお客様で、システム開発におけるいわゆる上流工程からシステムリリース、その後の運用・保守までひと通り経験してきました。中でも、大規模な業務基幹システムの移行プロジェクトに、アーキテクトやインフラチームのリーダーとして関わることが多かったです。その時の経験は、今のCSMとしての活動の土台となっています。クラウド活用はだいぶ定着してきたかと思いますが、オンプレミスからのクラウド移行はまだまだこれからも続くはずです。オンプレミスの大規模移行でいくつもの課題を受け止めた経験は、お客様のクラウドジャーニーで経験する課題の解決に大いに役立っています。
前職時代に長く公共領域のお客様を担当し、社会制度を裏で支えるシステムを作ったり動かしたりすることで社会に貢献することにやりがいを感じていました。その気持ちは今も変わりません。クラウドを活用し、利用者が公的なサービスをより簡易に、より効率的に享受可能な社会になることに貢献したいと思っています。AWS の CSM はそれが可能な職種だと思いますし、そこに魅力とやりがいを感じています。
子供が生まれたことをきっかけに、次のキャリアについて真剣に考え直すようになりました。これまでのキャリアを振り返ると、グローバルで最新技術を活用して新しいサービスを生み出す企業でさらにチャレンジしたいという想いが強くなっていました。そのような企業は数多く存在しますが、その中でも特に AWS に着目したのは、これまで培ってきた AWS に関するスキルや開発プロジェクトマネジメントの経験を活かせると感じたからです。自身のこれまでのキャリアが活きる場所で、さらに新しい挑戦ができるのではないかと考え、AWS への入社を決意しました。また、子育て中の社員に理解がある方が多いことも、子育てしながらフルタイムで働く人にとって素晴らしい会社だと思います。
AWS は、高度なスキルを持つ人材が数多く在籍する魅力的な環境です。私もまだまだ学ぶことが多い中で、AWS で仕事をしていますが、周囲の方々から常に刺激を受け、自己研鑽に励んでいます。自分自身が成長したいと考えているのであれば、AWS ほど恵まれた場はないと思います。そして、CSM のようなロールは特に、お客様目線に立ちながら、自由度の高い支援を行える点が他のロールにはない特徴的なところだと思います。自ら課題を見つけ、解決策を提案していく責任を伴いますが、それゆえに、お客様に喜んでいただける成果を出せたときの達成感は大きいと感じています。AWS や CSM への挑戦は、きっと素晴らしい経験になると思います。ぜひチャレンジしてみていただければと思います。